バーチャル浦島太郎

お疲れさまです。

 VTuber(バーチャルユーチューバー)黎明期が訪れたのが2017年末頃だったはずで、今年で3年以上が経過していることになる。もうそんなに経つんだなあと。去年頃に始まったブームかと思ってた。いずれ「今年でVTuber黎明期から10年です!」とか言われる日が来るんだろうな。その時は多分泣くよ?老いてしまったんだなあ〜みたいな感じでさ。

 いつかの日報だったかテキストだったかで書いたけど、この3年の歴史のうちでVTuberの動画・配信を見ていたのは本当に初期、"VTuber四天王"という言葉が目立ってた時代だけだった気がする。動画ばかり見ていてライブ配信はほぼ一切見ていなかった。当時は動画投稿が大半だったから、自然と"VTuber=動画"みたいに自分の中ではなってた。

 人格を与えられた3Dのモデルが3次元状に広がるバーチャル空間で好き勝手に動き、YouTuberのような立ち振舞をする様は自分の中で革命だった。数年前のコミケレポ日記で取り上げた岩本町芸能社(あんたま / えのぐ)を知ったときと同じ感動というか興奮というかがあった。だからよく動画を見てた。

 当時活動してたVTuberはだいたい姿を見れば名前を言えた。企業出身でも個人勢でも大体言えたと思う。けれど今は数が激増していて全体の1割も名前を言えないどころか、名前も聞いたこと無ければ姿も見たことが無い事が普通になってしまった。(余談:自分の中で似たような状況がボーカロイドにも起こっている。)

 ライブ配信を主とするVTuberがそれなりに出てきた頃、友人から「お前(空気読まないで)VTuberの話しかしないよね」と言われ、その反省をしながら自分を見つめ直しているうちに何だかVTuberに飽きてしまった。(決して友人に言われてヤケになって趣味を捨てた訳ではない)そして界隈から離れてしまった。

 それから2年近く経つわけだ。気づけば唯一の"推しV"だったVTuber四天王の一角は引退を表明し、時代はスーパーチャット収益をターゲットとしたライブ配信ビジネスが主となっていた。ここまでは界隈から離れていても何となく把握はできていた。

 何も知らなかった。最近のVTuberの9割以上の名前も、一つの企業から複数のVTuberを排出してユニットを組む"箱推し"が主流であることも、動画勢は完全に下火になったことも、プロの絵師がVTuber化するケースが多くなってきたことも、あのVTuber四天王すら2大ライブ配信企業の前に陥落したことも。。。私はバーチャル浦島太郎になった。"箱"も知らないおじいさんだ。

 知らなさすぎたから再びVTuberの文化に少しずつ触れて学んでいくうちに、仲間内でVTuberを題材にしたゲームを作る企画が立ったのはタイムリーだったかもしれない。元個人勢VTuberから界隈のことを深く教えて貰えたのも大きかった。

 特にこれと言ったテーマもなく思い浮かんだことをここまで書き散らした。‥おすすめのVTuberがいたら教えて下さい。ライバーも良いものですが個人的には動画勢を見たくてサーチ中です。

ではまた次回。

[2021-04-09]
CHIMPOを語りたい

お疲れさまです。

おCHIMPO

 いや変態じゃないんだ。変態だけども。‥そういう意味のタイトルじゃないんだ。Twitterに張り付いてたりニュースサイトをよく見る方ならご存知かと思うけれど、イギリスのヘンリー王子が就職した職場での肩書が「CHIMPO」になったことに感動しているんだ。

 その表記は略称であって、正確には「ちーふ・いんぱくと・おふぃさー」なんだって。顧客とか人々に影響を与える存在‥的な。もう肩書の時点で十分インパクトがある。

 CIOと略せそうだけど「ちーふ・いんふぉめーしょん・おふぃさー」とかいうのと被るからCHIMPOにしたらしいんだけど、なぜそう略そうとしたのか。センスが光っている。実は日本語での意味を知った上で敢えてそれにしただろとすら思えてしまう。

 現地のニュースで「CHIMPO」と実際に発音してるのか気になったのでYouTubeで検索してみたものの、どのニュースも「Chief Impact Officer」と言ってて残念。堂々とCHIMPOと言おうよ。ほら、言ってごらんよ。楽しくなるよ?You、CHIMPO言っちゃいなよ。

 CHIMPOの肩書が素晴らしすぎて、実は自分も同人でCHIMPOを名乗りたかったりする。一般参加者や界隈にインパクトを与える存在。素晴らしい。「サークル○○のCHIMPOです!」とか一度言ってみたい。問題は同人だからオフィサーじゃないことだ。

ネーミングがむずかしい

 一方でこうやってCHIMPOCHIMPO言って面白がってる私だって、きっとサイトとか作品とかで出してる英語っぽい響きの名称とか文章とかってきっとかなりヘンテコだと思うんだよね。

 それに知らず知らずに使ってる言葉だって、海外では有名なものと被ったりだとか、それこそ下ネタでしたなんてこともあり得る話で。。事前調査は大事だな〜と思わされた一件でもあるよ。

 自分のアバターとして作ったキャラに「こはく」という個体がいる。これは私のHN"はくを"の女の子バージョンだから‥という安直目なネーミング。しかし、ゲームエンジンUnity公式キャラ(通称Unityちゃん)の名前って「こはく」って言うのね‥名付けてから知ったんよ。

 全く知らない界隈の作品のキャラと被りました〜とかなら別にいいんですけど、自分がメインで身を置いている界隈の有名な看板キャラと被せてしまったのは少し申し訳ない気が。。

 あと、当領域の看板娘をやっている金髪のキャラが「エクサ」という名前だけど、この前一緒にゲーム制作した人の名前が「マスターエクサ」さんで、同じく申し訳無さを抱えながら作業してたのも今となってはいい思い出。めっちゃ被るわね!!

ではまた次回。

[2021-04-28]
2を題材にしたゲーム

お疲れ様です。

戦が始まってるらしい

 2ですってよ。何がって、Unity1週間ゲームジャムのお題が2だそうで。以前"回"というテーマのときにV○uber風のゲームを提出したあのイベントが、GW中に開催される!‥ということで今回は"2"。

 しかしながら、今回は別件だったり私用の都合だったりでメインで開発しているEz-MuseII以外のゲームを制作する時間的余裕が無いため、残念ながら見送り‥。Twitterに流れてくる進捗ツイートを見ながら応援を送る部外者として過ごす感じデス。

 というか今回の開催が製作開始の3日だか2日前だかで、開催自体が急遽決まったものだったからとても残念。時間とは作るものだとも言うし、作れなかった自分が悪いんだけどね。ぐぬぬぬぬ〜次は出るぞい。

企画だけでも。

 とはいいつつも、この日記を書くぐらいのスキマ時間はあるので、即興で企画だけでも考えてみようと思う。2...2という数字をフックに見立ててなにかするようなゲームは絶対出てくるだろうから駄目だな。こういう時ってネタ被りは絶対にしたくないものだ。

 自分の中で2と言えば「2ちゃんねる」が出てくる。色々な板に張り付いていたあの頃を思い出すよね。実は今も結構見てたりするのはナイショだぞっ。さてそんな2ちゃんねるをゲームにすることはできないものだろうか。

 2ちゃんねるが題材のゲームといえばFlash時代に山ほどあったね。モナーとかギコとかしぃとか、あとはモララーとか、その辺のAAキャラクターを主題としたアクションゲームやADV、コマンドRPGなんかもあったな〜。今はもう遊べないと考えるとモニターが歪んじゃうね。

 しかし今回はあくまで「2ちゃんねる」の「2」でテーマに沿ったんだと言うことを分かりやすく伝える必要があるため、2ちゃんねる自体をゲームにしたほうがいいかなと思った。

仮題:「2ゲッターロボ」

 めっちゃ怒られそう。そしてタイトルで内容の9割がわかると思うんで満足した方がいたらここでブラウザバックしていただいて構わないデス(爆)

 3ゲットロボというAAコピペがあるけど、テーマの2と合わせるためにあえて数字を減らしてみた。あとはインパクトや語感を考えて怒られそうなタイトルにしたのがこれ。ストナーサンシャインだ‥‥ストナーサンシャインを出すんだ‥‥

以下ゲーム要素の列挙

  • 主人公はAI(ロボット)

  • スレが立ったら、そのスレに書き込んでレス番>>2を得るのが目的。>>2ゲットできたらスコアが入る。

  • 画面にはスレ一覧が表示されており、スレが立ったら自動で表示される他、現在のレス数もリアルタイムで上昇する。

    • 本来はブラウザリロードをするべきだが、そこはゲームなので…
  • レス一覧からレス数が1のスレを探し、そのスレをクリックしてスレ画面を開く。

  • スレ画面で書き込みボタンを押す。>>2になれていればスコア獲得。

    • スレを開いてボタンを押すまでの間に>>2を取られる可能性は十分にある。
  • また、スレを開いている間はスレ一覧を見ることはできないので、長時間スレを開いていたり、>>2ゲットに失敗すると大きなタイムロスとなってしまう。

  • 制限時間は1分(3分のほうがいいかな‥?)。獲得できたスコアをランキング登録できる。

 ‥という感じで考えたけど、こんなのでどうだろうか。面白いゲームになるかは実装フェーズに大きく左右されるのでなんとも言えないけれども、ミニゲームの企画(というか妄想箇条書き)としてはそれなりの物になったんじゃないかなと思ったり。

 いないとは思いますが、万が一上記の企画を元にしてゲームを出てみたいと思った方がいらっしゃるなら一声かけてくださると嬉しいです。全力で応援いたします。

ではまた次回。

[2021-04-29]